森村商事株式会社

沿革・歴史

当初7代目市左衛門は輸入業務進出について反対だった。
「6代目市左衛門が海外に流出した金を取り戻すべく、輸出立国を志して貿易をはじめたもので、輸入はその意に反するものである」と。
だが当時はアメリカの景気後退による輸入減少、それに伴う各国のドル不足が顕著化し輸入制限が強化されるという輸出にはきわめて厳しい状況。
「原則として輸出産業に貢献する原材料の輸入に限る」ということで了解を取り付け、輸入業務への着手という積極策にでる。当初は窯業・耐火物原料を中心に輸入販売を行った。

1946年 (昭和21年)
7月、森村組、社名を「森村商事株式会社」に変更(資本金250万円)
1947年 (昭和22年)
名古屋営業所開設(現名古屋支社)
1950年 (昭和25年)
輸入業務を扱う特品部を設置
1953年 (昭和28年)
大阪出張所開設 (現大阪支社)
1959年 (昭和34年)
森村不動産株式会社設立
1960年 (昭和35年)
森村スタンダード・ウルトラマリン・アンド・カラー株式会社設立(現森村ケミカル株式会社
本社移転(港区虎ノ門1丁目3番1号森村ビル)
1963年 (昭和38年)
アルコア社と代理店契約を締結
同社製品中、メタル関係以外のボーキサイト及びアルミナ化成品等の輸入総代理店権を獲得
1970年 (昭和45年)
九州出張所開設 (現九州営業所)
1972年 (昭和47年)
モラルコ株式会社設立(岩国)
(現アルマティス株式会社モラルコ工場)
1973年 (昭和48年)
岡山出張所開設 (現岡山営業所)
上:アルコア社100周年 下:モラルコ竣工式
上:アルコア社100周年
下:モラルコ竣工式

100周年の記念事業の柱として、戦後の森村商事の強い願いであったニューヨークへの回帰が成し遂げられる。以降取り扱い商材を拡充しながら海外にも拠点を展開する。

1976年 (昭和51年)
ニューヨーク駐在員事務所開設(現米国森村商事株式会社)
創立100周年を迎える
1977年 ( 昭和52年)
資本金1億8,000万円に増資
1980年 (昭和55年)
米国森村商事株式会社設立(ニューヨーク)
同ロスアンゼルス支店開設
1988年 (昭和63年)
欧州森村商事株式会社設立(オランダ)
1989年 (平成元年)
マドラス駐在員事務所開設(インド)(現インド森村商事株式会社)
1991年 (平成3年)
チェッチィナッドMB-Fハイシリカプライベートリミテッド設立(インド)
(現チェッチィナッド森村セミコンダクターマテリアルプライベートリミテド)
1995年 (平成7年)
香港駐在員事務所開設
1996年 (平成8年)
シンガポール森村商事株式会社設立
1998年 (平成10年)
BASF社より森村バーディシェ株式会社の株式を取得、全額出資会社とし、社名を森村ケミカル株式会社とする
1999年 (平成11年)
小野田森村マグネシウム株式会社設立(土岐)
2000年 (平成12年)
ベークライト商事株式会社よりベ商プラスチック株式会社の株式を取得、全額出資会社とする
香港森村商事有限公司設立
2002年 (平成14年)
アルコア化成株式会社とモラルコ株式会社が合併、新たにアルコアケミカルズ株式会社として発足(現アルマティス株式会社)
2003年 (平成15年)
上海森村貿易有限公司設立
2005年 (平成17年)
アルモリックス株式会社設立
2006年 (平成18年)
ベ商プラスチック株式会社と合併する
ベトナム駐在員事務所開設
創立130周年を迎える
2007年 (平成19年)
香港森村商事有限公司深圳駐在員事務所開設
2008年 (平成20年)
香港森村商事有限公司ハノイ駐在員事務所開設
サーテックMMCジャパン株式会社設立(東京)
2009年 (平成21年)
森村貿易(深圳)有限公司設立
東邦マテリアル株式会社設立(茅ヶ崎)
2010年 (平成22年)
森村商事アジア株式会社設立(タイ)
インド森村商事株式会社設立
2013年 (平成25年)
台湾森村股份有限公司設立
2015年 (平成27年)
資本金4億5,000万円に増資
フィリピン森村商事株式会社設立
2016年 (平成28年)
5月 本社移転(港区虎ノ門4丁目1番28号 虎ノ門タワーズオフィス)
10月 創立140周年を迎える
2018年 (平成30年)
森村商事タイ株式会社設立
2023年(令和5年)
インド森村商事株式会社 デリーNCR支店設立
上:Chettinad Morimura Semiconductor Material Pvt. Ltd 中:上海森村貿易有限公司
下:東京本社外観
上:Chettinad Morimura Semiconductor Material Pvt. Ltd
中:上海森村貿易有限公司
下:東京本社外観

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