◆セラミックス原料を国内外から調達し、お客様に安定供給。
窯業をルーツとする当社はセラミックスと半世紀を超えるかかわりがあり、この業界のスペシャリストとしてのポジションを確立しました。｢ロングライフで高品質｣｢低コスト｣｢タイムリーな提供｣の3つを常に念頭に、国内外にセラミックス原料の調達拠点を置いています。

◆セラミックス原料の特長を生かした用途展開も実施。
セラミックスの主要原料であるアルミナは、耐熱性・耐薬品性のほかに、電気絶縁性や熱伝導率にも優れ、硬度が高いという特徴があります。これを活かし、電子部品や半導体デバイスなどの用途展開も行っています。炭化珪素は、ディーゼル車の排気ガス中の有害物質を除去するDPFへ。黒鉛は電池や自動車部品の材料として活用されています。

◆電子部品や半導体デバイスの原材料を安定供給。
IT機器の幅広い普及には、その構成要素である高性能な電子部品や電子デバイスが不可欠。当社では、電子セラミックスの主材から副資材までを幅広く取り扱い、原料調達から販売まで一貫した体制を整えています。特に天然由来原料であるシリカ粉は、品質と供給力の安定が不可欠であり、シリカ原産地でもあるインド合弁会社が大きく寄与しています。

◆専門知識を活かしお客様の製造プロセスごとにご提案。
エレクトロニクスに関する高度な専門知識を活かし、業界の最先端技術を踏まえた上で、お客様のニーズになった素材から加工部品の供給に至るまでのトータルソリューションを提案しています。

◆伝統的な商材から、成長中の最先端商材まで幅広く進出。
関連会社の力強いバックアップの下、多分野で高品質･高付加価値、柔軟に提案することが出来ます。

化成品原料事業を支える関連（出資）会社

◆半世紀にわたる輸入実績と海外を網羅するネットワークが強み。
香料原料では現代の安全志向、健康志向のトレンドを見据えて、国内外の天然香料を中心に合成香料、ナチュラルケミカルと多様な原料の取り扱いをしています。食品原料では、機能性食品、食品添加物、エスニック食材などの専門性の高いジャンルに特化しています。天然系原料の供給では、半世紀以上の時間をかけて構築した世界規模のネットワークにより、品質面と安定供給で｢安心｣を提供しています。

◆安全志向、健康志向を見据え、新たに医薬・製薬分野へ進出。
現代の高齢化社会を見据え、医薬・製薬分野へも進出しています。その一環として、現在FDA(米国食品医薬品局)が認可した無毒性の可塑剤「シトロフレックス」の製造･販売を行っています。今後も時代が求めるものをいち早く読み取り、新規商品の開発に積極的に取り組んでいきます。

◆専門スタッフが誠実に最適なソリューションを提供しています。
当社の使命は我々が取り扱う熱硬化性樹脂から熱可塑性樹脂にいてるすべての樹脂を大切なお客様へ、最も適切な材料としてご提案及びご提供することにあります。

◆グローバルネットワークにより、海外でも国内同等の調達力を実現。
強みである海外ネットワークを活かし、中国や東南アジア諸国でも日本国内と同等の商品供給サービスを実現できます。また、整備された物流システムによって要望どおりの納期を実現し、お客様の在庫負担の軽減にも貢献しています。

◆最先端産業に不可欠な軽金属素材へのニーズにいち早く対応。
現在の最先端産業において、アルミニウム、マグネシウム、チタンという高機能材料の確保は最重要課題です。そこで、世界各国の金属メーカーとの協力体制をいち早く確立し、グローバルな金属素材のサプライヤー･ネットワークを構築。お客様のご要望に沿った高機能材料を安定的に、しかも高度なエンジニアリングと共に提供することが可能です。

◆軽量化によるエネルギー使用量抑制などで、環境対策に貢献。
地球温暖化問題の解決に向け、世界各国でエネルギー利用に伴う二酸化炭素排出量の削減に取り組む中、高機能軽金属による軽量化で、エネルギー使用量の抑制に大きく貢献しています。また、提携工場では、スクラップのリサイクルや、環境負荷が非常に低い製造法を採用するなどのグリーンテクノロジーを提唱しています。

◆50年を超える航空機産業での経験と実績。
航空機製造に密接に関わるアルミニウム事業は、米国アーコニック社(旧アルコア社)との50年以上にわたる販売代理店契約を基盤とし、業界での信用を築いてきました。その年月で蓄積したネットワークを活かし、アルミニウム、チタン、ニッケル、複合材といった材料の輸入販売を行っています。さらに、加工品や部品の供給へと事業展開し、ジャスト･イン･タイム デリバリーでの供給体制を構築。また、航空宇宙分野に特化したプロジェクトチームを結成し、新たな付加価値の創出で航空宇宙産業に貢献しています。

◆豊富な経験と専門知識を生かして、新規需要の開拓にも注力。
日本の航空宇宙産業は欧米を中心に発展してきましたが、当社は近年成長が著しいLCC・東南アジアなど新規市場の開拓にも力を入れています。また、航空宇宙分野から得られた先端材料のノウハウやグローバルネットワークは、モータースポーツなどの高性能自動車用と、発電・化学プラントなど、航空宇宙以外の産業の発展にも活かされています。

長年にわたる材料ビジネスで蓄積した幅広いチャネルネットワークは、当社の貴重な情報資産です。 そこに「特許情報を技術系ビッグデータ」と見立てた検索分析機能を付加。そうすることで、潜在的な技術ニーズやシーズの把握、技術課題の解決につながる最適な材料の提案、次世代製品を見据えた技術動向の把握などに活かすことができます。その先に見えるものは、専門性の高い材料商社とお客様との新たなビジネスの創出です。